文字狂い

オタクにもサブカルにもなににもなれずに死ぬ

弁明

わたしには根強いファンがいる。たいていのファンはツイートだけ眺めてニチャニチャする人もいれば、わかりやすく好意を文字に示してくれる人もいるけど、たいていさりげなさすぎる。太陽線バチバチのわたしくらいのファンがいるという視点で語るとしたら、さりげないファンが一番信頼できると言ってしまっていいのだろうか。推し、てくれるファンについてだが。これが信用ならない。

西の子って誰かに推されることあったんですか??という疑問ありますよね。みんな大好き西の子でも、わざわざ好きですと言われることはないです。あったとしても、不埒な動機によるので記憶から消してます。ないんですけど、あくまで、推測として聞いてほしい。

推すって、なにかしら肩書があれば有効な挨拶になるけど、たとえば菊地成孔からリプをもらうとか。だけど、いっぱしの水商売の姉ちゃんからたくさんお布施もらうってのが、あれ邪気貰ってるよね?と思う。ああいうの受け取ってると不幸になると思う。

推し活をやってる人って、誰かに何かをしてあげたいという変化球の欲望を孕んでいるのだが、それをスピリチュアル的に解像すると、結局徳を積みたいという浅はかさでしかない。徳を積ませてあげる所業ができる人っていなくない?結局説教するしか収拾つかなくなる。まあ言ってしまえば占い師ってそういう掃き溜めを請け負ってるけど、クランケが結局床に画鋲巻いて意のままにならない占い師に一泡吹かせようとする結末を迎えるんだよね。德、積めるわけないんだよ。

本当は推し活について記事を書くつもりじゃなく、モコ&猫の解説由来で西南学院大学文芸部の機密情報をばらしたことが問題なのだが、あれはどうして身内をダシにする気になったのかというと、私のこと嫌いだと思ってフォローしてなかった先輩がいて、その先輩からいきなりフォローがきて、会話した経緯があり、文芸部だったらみんな参加していた飲み会に西の子が来てなかったので、君ハブられてたの?みたいな心配をいただいていたが、ハブられてる理由がありすぎて何も言えなかった。そこで、文芸部の中で一番わたしのことが好きな先輩(しかし実はあんまり会ったことない)の元彼に話の照準が合い、そこで聴いた話があまりにモコ&猫すぎて、絶句したことがある。

で、さらに正直になるとしたら、私のことが好きな先輩の感性ってズブなのかも・・・・・・と思ったので、私のこと、本当に好きかな?と思って揺さぶりをかけつつブログにしたけど、、、実際本当に好きっぽい。いいファンを持ったな。猜疑心って怖いな。

弁明というタイトルなので他の話を遠慮なくする。わたしの両親は坊っちゃんと嬢ちゃんで、どちらも引けをとらぬ名家のこどもなんだけど、わたしは母親の血筋をかわいそうと思っている節がある。なぜかわいそうかというと、田舎出身なので、田舎のしきたりが細かくて、それに平成も従うのは時代錯誤なような気がしたし、なにより、母親の親戚のうちに挨拶に行くときが退屈でしかたなかった。ので、むしゃくしゃしたので、「あ~西の子ちゃんお母さんに似て美人ね~」と言われたら「わたしはこんな家に似たくありません」(他、もっとひどいことを)言ったのだが、ヨシノ(母親の親戚)は私のボディーブローを黙って受け取ってこころの脳震盪を起こしていたかもしれませんが、またわたしがその家に来るのを出迎えてくれました!!!! 多分その一言くらいでいけずになるような意地悪なお婆ちゃんじゃなかったですね。思えばその妹であるわたしのおばあちゃん・テルヨは、兄や姉がこどものころ公共交通機関を駆使して帰省し、そこから帰宅するときには涙を流しながら見送ってくれたという心優しき一族なのです。顔怖いけど……

人の善意を踏み躙るようなことをしなければ、Tポイントカードのように徳は貯まるので、推し活なんかやめて、自分のためにお金を使ってください。