文字狂い

オタクにもサブカルにもなににもなれずに死ぬ

桜庭一樹

どうしてそんなに文才あるんですか

言われてみたい質問に答える。 小説家になるということはいかに倹約家であることだ、と羽田圭介が言っていたけど、思えばあたまに浮かぶこと全部ツイートしている。ツイッターはログが回収しにくい媒体なので、本当にしがみつきたい知は忘却してしまう運命に…

小説が書けない

小説を描いてはいるけど、終わらないというか、書き足りないと思っているが、いざパソコンに向かうと一文字も打てずに時間が過ぎていく。ああしてもいいし、こうしてもいい。だけど何もしないのも手だな……と思っている。最近のわたしのマイブーム、何もしな…

愛とはすでに重たい

我が家はたらこ唇のサラブレッドが集っている。唇がぶ厚ければぶ厚いほど、多分愛について思想があるんだと思う。上唇は自分の行動を、下唇は相手の振る舞いを。 わたしは悲しいほどくちぱっちに似ている。よく考えたら兄もくちぱっちに似ているので、悲しみ…

彼女がいわなかったすべてのこと 予想

桜庭一樹の新刊が出るのでどんな話なのかを想像してみる。(帯は見た) 文化人と田舎者のジェネレーションギャップを描いた話?だとしたら、わたしはいまだに、田舎者のままで、この本を読むと文化人にはなれないけど、いかに自分が自分であるかはわかるかも…

インスタントブログ

とある友達の日記で 「わかってほしいという甘え、わかりたいという欲望、わかられたくないという矜持、わかることはできないという諦念」 と真剣に悩んでいるのがわかるんですが、わたしは 「わかりたくないという甘え、わかってほしいという欲望、わかられ…

平凡な人間は毒親を描くことができるのか

前にツイッターでおすすめされたツイートに、検索できないくらい瓦解した断片しか思い出せないのでアレだが、要は「なんの挫折も味わうことがない、一般ピープルの奴でも、不幸な作品を書いていいのだ」というツイートがあり、いいねしたはずだが消えた。 折…

『少女を埋める』について

少女を埋める、についてを論じながら自分を語ることが、ちょっとしたムーブメントになっているような気がするのでその波に乗る。 少女を埋める、という小説は本来桜庭一樹のとりとめのない話に過ぎなかったはずだ。しかしその小説につやをつけようとしたのが…