文字狂い

オタクにもサブカルにもなににもなれずに死ぬ

キーボード入力にしかできない力がある

最近めっきりパソコンを触っていない。小説家になりたいとは思っているけれど、小説を書くのは面倒な作業でしかない。私の文章の良さとはその日の空気に合わせた気持ちを切り取ることであり、140文字に慣れてしまい、鬱屈とした気持ちを鬱屈としたままで一か月過ごすのはもはや耐えられないのかもしれない。ブログですらめんどい。私にとってブログとは副産物と言えば副産物だが、日常が蓄積しないと3000字到達しない。その3000字とは私が小説を書く時大事な指標になる。

書き溜めていた小説をエブリスタに上げるにあたって、嫌でも読み返すことになるのだが、私の小説はいくら面白いといえども文章が長くなればなるほど拙さが露呈するな~と実感した。私が20代のうちに小説家になることはないだろう。下手な冒険をしなければ、例えば流行っているモチーフや、昔からよくある紋切型の文体で作家デビューする人はよくいる。そういうのはつまらないし、そういう人は成長がないと違う生き方を選択しなければならないけど、そういう逃げ方で作家になることもあるというのは希望とみていいだろう。つまり。早いうちからモチーフや文体にオリジナリティがあっておもしろい作家というのはなかなかいないのだろう。綿矢りさくらい?

私は最近になってテーマはこれだという問題意識が芽生えてきたのはいいけれど、技術が全然足りない。書いてて面白い話を書くのはいいけど、出来が悪い。この中途半端な文章力を伸ばすためには通信で授業を取るのもいいかもしれないけど、オリジナリティが大事だと思う。自分で書き溜めていくうちにうまくなりたいと思う。とか言って、私合評会大嫌いなんです。自分の作品を読んでもらうために人の作品を読まなきゃいけないのほんとめんどくさい。読みたくない。好きなものしか読みたくない。好きな事しか考えたくない。それがよくないと中華系の占い師に言われるし、足りないものは怒られてきなさいというのが彼女らの方針なのかもしれないけど、心が貧しくなるようなことはしません。嫌いな人に会いたくない。