文字狂い

オタクにもサブカルにもなににもなれずに死ぬ

今日にしか書けない日記

昔から思ってたことだけど、元彼は最初から包茎手術をしていて剥けチンだったけど、どうやら、元彼には元カノがいたらしいということを考えるようになった。だとしたら、まあまあのことを、元彼は私より前の元カノにされているんだろうなと思うことがある。元彼はそういえば顎が長くて、感情の軽さにつれて顔が良くなっていった。わたしと付き合って顔が良くなったが、今は元の顎の長さに戻っているのだろうか。顎の長さも、粗品みたいなものだよと教えたので、粗品を意識すれば元に戻るはずだが、そういえば、共通の知人に、元彼のいないところで、XJAPANのノリが通じるだろうと思って「あのアゴ」呼ばわりしたら、知人がおせっかいを効かせて、元彼に私と別れるように迫ったらしい。まあどちらにせよ結婚はしなかったと思う。子供が欲しいと言われてすごく疑問だった。このアゴがまた生まれるのか……?と思うとなんか、元彼には申し訳ないけど、なんかね。元カノっぽい人はあすみんで働いてたけど、ボランティア活動を軸にしていながら、実にチャラいスケなんだよな。元彼にはゆくゆくはあすみんとかで働けないのかねみたいなことを言って、一応相談に乗ったことにはなってるけど、元カノがあすみんで働いているなら、元カノはいい思いをさせてくれなさそうな気がする。ラップをフリースタイルダンジョンで学んだような人はチャラいに決まってる。我々のような若輩者が学ぶラップはな、リップスライムからなんだよ。

ドグラ・マグラを読んでいたら精神科あるあるばかり書いててこんなもんなんだと思ったけど、こういう本がないと精神科を知ることはできない、だろうけど、やっぱ精神科は入院してみないとわかんないよな~と思う。確かに、精神科には、わたしのような一般的に言えば裕福な家庭の子供か、家族から縁を切られてここに一生暮らしているような人がいた。なんかの都合上いつまでも退院できないおばあちゃんがいて、おばあちゃんも理解に苦しんでいたけど家族も理解に苦しんでいるのだろう。

ドグラ・マグラとは関係ないけど、発達障害から双極性障害が起こり、やがて双極性障害統合失調症を迎える。そういう輪廻を考えていたけど、呉一郎は、覆せない輪廻を抱えているのを139ページ読んで考えている。ドグラ・マグラを読むことでまたどうせ昏睡するだろうし、それとは別に、チャカポコは面白い。チャカポコで精神科あるあるを言っている。わたしくらいしか理解する人いないだろう。

もしまた精神科に入院したら絶対精神科の設備が一番有効に効くのは小説を書くことだと思う。ワープロで打てないからわたしはポエムしかしなかったけど、入院していろんなファンタジーがある中であんまり文字化できなかったのが悔しいなと思う。入院している時は心にうっぷんがあると、すべて音声化して近所の人を困らせていた。要は、心に葛藤があるなら声に出して証明していた。わたしじゃない私がそういう時喋るんだよね。ほんとなんでもできるなと思った。あれから3年経つと、できることやできないこと、できる時とできない時があるようで、わたしの人生は2020年から始まったんだなと思った。柴田聡子のライブに行けなくて本当に悔しかった。あと外部からイヤホンを取り寄せても取り寄せても、壊れたり、テレビ用のイヤホンだったりして、本当に、音楽がなかなか聴けなくて、本当にムカついた。で、私がウォークマンを取り寄せてやっとイヤホンを揃えて音楽を聴くようになったら、他の患者が大声でテレビの前で早朝から歌うようになった。今思うとスピリチュアルなんだなと思う。その患者は当時から大好きで、相手はわたしのことどう思っているかわからないけど、言葉の選び方が漫画的で面白かった。幽霊を信じない人で、上野さんっていう男の人が体力づくりに廊下を歩いていると、決まって後を追いかけていた。2020年以降も入退院を繰り返していたけど、最近本当に見ない。頑張りすぎているのだろうか。

主治医にわたしのアカウントを教えたけど「僕はいいです」と断られた。主治医にアカウントがもし見られていたとしたらまずかろう。親に見せるのもできないが、主治医にポエムを一個見せるといいかもと思う。親に見せるポエムがなかなかない。父親は寺山修司を知っているけど、母親がなかなか難しい。母親の父、つまり伝蔵は、なかなか本を読んでいたみたい。自分の日記に自分のことを小生と書いている。島っ子にしてはなかなかすごい。多分本を読んでもろくに生活の役に立たないのをめちゃくちゃ知っている。確かになあ……と思う。本を読む生活人の行く末って、本を捨てることにある。

主治医にポエムを渡すとしたらやっぱり寺山修司創作研究会かなあと思うけど、下手に自我の統合を失った作品を出してはならないと思う。薬増やされるから。親に見せるポエムとして「西鉄から山男がやってくる」くらいしかないが、山男というのはわたしなので、うかつに出せない。

最後に、「ジャニーズがもし仮にあるとしたらどういう性搾取が行われていたか」を今年の二月に考えていたのだが、その小説の書き出しを載せて終わる。

「俺は思うね。勃たないことは素晴らしいんだよ。勃起するから俺たちは無力なんだ」
「なんでそう思うのいきなり」
「俺って無力だなって思うね」
測するに、茨城くんは自己実現がうまくいってないんだな〜と思った。最近「新興宗教を作る!大川隆法は芸術家だ!」とツイートしていたので、新興宗教という体裁で起業でもするんかなあと思っていた。新興宗教と生殖はあり得る発想だが、勃起ってなんのためだよと悲しさを予知していた。
「日本って宗教ぎらいとか言うけど、新興宗教の国だよ。俺がそこで頭角を現すには、ポイントを抑えつつオリジナリティを模索することやんね。俺は枕をやるよ」
「枕って、そんな、やめてよ、枕営業じゃん」
「俺は全世界から俺のちんこを搾取されて帝国を作る。勃起するたびに俺は求められてんだわ。無力が力に変換されるとき、俺は革命を起こすんだわ。俺はやる。」
そう言って茨城くんは半年ツイッターにログインしなかった。茨城くんは大学のひとつ先輩で、同じサークルにはいたものの、一切話をしなかった。でもわたしは猛烈に茨城くんに関心があり、ツイッターをヲチしていくうち、茨城くんはメンズ地下アイドルになった。その後解雇され、半有名人みたいな位置にいることはいるが、茨城くんのツイッターにリプするやつは一人もいない。わたしは心の中で茨城くんに話しかける。
茨城くんはおそらく、大学のつてで、霊験修行に行った。